2022年4月16日（土）、東京経済大学と対戦した。

　先発の稲荷田（4年・藤代)は初回は制球に苦しみ、満塁のピンチを背負うが、その後の打者を併殺打に打ち取り無失点で切り抜ける。

　試合が動いたのは5回裏、チャンスを作り、一死二塁として、7番五十嵐（2年・土浦日大）の適時打で1点を先制し、試合を折り返す。

　続く6回表、稲荷田が四球と犠打で一死二塁のピンチを背負うと投手を富永（2年・春日部東）にスイッチ。しかし、その後も連打を浴び、逆転を許す。

　同点に追いつきたい獨協大学はその裏に相手の敵失で1点を返し、すかさず試合を振り出しに戻す。

　7回表からはエース庭田（4年・市立柏）が登板し、相手の流れを断ち切る好リリーフを見せる。

　7回裏には一死から五十嵐が安打で出塁すると、続く、8番関敬（3年・日本文理）の適時二塁打で勝ち越しに成功する。なおもチャンスを広げ、一死一二塁から1番小泉勇（2年・中央学院）の走者一掃の適時三塁打、相手の捕逸も絡みこの回一挙4点を追加する。

　残り2回、このまま試合は獨協大学のペースで進むと思われたが、8回表、一死から失策で出塁を許すと、適時打を許し1点を返される。その後も四球も絡み二死一二塁とするとまたも適時打を許しさらに1点を返され6－4と点差を地締められる。続く二死一二塁、一打逆転の場面を迎えるも庭田が粘りの投球で三振を奪いピンチを切り抜ける。

​　その後も、庭田が粘りの投球で反撃を阻止し、獨協大学は今季1勝を手にした。